解説
あらゆる装置産業設備の貯槽類における、内容物レベルの正確な把握は、装置全体の制御上もっとも欠かせない要素であります。
弊社のレベル計は、永年に亘る空気輸送装置の実績で、つちかわれたノウハウと経験を生かし、開発されたものであります。
検出部に突起物がなく、貯槽内面と同一面でセットできるので貯槽内部のブリッジ現象を防ぐことができ、また内部の洗浄も容易に行えます。 内容物の流動による荷重を受けることがないので、それによる破損や誤動作がありません。 粘着性のある粉粒体液体でも付着による影響はありません。(ただし、検知面の付着は最大10mmまで使用が可能です。) 小容量ホッパーやシュート部にも取り付けることができます。 温度や湿度の変化による感度調整の必要がありません。 機械的作動部分が少ないので長時間の使用に耐えます。 内容物の流動によるハンチングを防止するための遅延動作をさせるようになっています。 攪拌機付のタンクにも使うことができます。(ただし、攪拌羽とレベル計検知面とのすき間が最小50mmまで使用が可能です。) 嵩密度が小さい粉粒体として、高感度型もあります。